mearinつぶやき日記

手芸や家族のこと好きなことつぶやいてます

ラルス小線源治療

治療台の上でいよいよラルスの治療が始まろうとしていた。毎日の様に下痢をしていたので看護師さんにバスタオルをお腹周りに何枚も重ねて掛けてもらった。部屋の温度も上げてもらった。
そして準備の途中で、旦那さん書類取りに行って戻りましたよ!と看護師さんが教えてくれた!片道1時間掛かったのに往復タクシーで首都高をぶっ飛ばし1時間で戻ってきた!先生もあまりの速さにビックリしてた!奇跡だ!!
その後、名前やアレルギーなどを質問され、血圧測定を自動でするのを巻き付け、指にはめる装置をつけ、最終抗癌剤治療日や抗癌剤の種類まで聞かれた。シスプラチンと回答出来てホッとした。まさか種類まで聞かれるなんて思ってなかった。そして先生達も来てCVポートに針を刺した、程なくして麻酔が効いてそれからは記憶が無い…
麻酔が効いてるはずなのに途中で膣の中がグイグイ押されて痛苦しさを感じて動いていたと思う…それもウル覚え…
本当に目が覚めた時は周りに誰も居なくて治療台に寝たままキョロキョロしていると先生の声がして、後5分程で終わりますからね、と聞こえた!目覚めた時はまだラルスの放射線を当てていた途中だったらしい。5分後先生や看護師さんが戻り膣からラルスが繋がった器具を抜いていった。ズルズルと引っ張られる感じで外れると後は看護師さんが膣やお尻を消毒してくれて、事前に渡してあったパンツにナプキンを着けて履かせてくれた。知らない内に尿管まで入れられてた!後で看護師さんが教えてくれたのだが治療中に大丈夫ですか?と質問すると大丈夫ですと答えたという…全く記憶に無いが痛苦しく感じて動いた時だったのかもしれない…初回なので膣の中にエコーを入れて確認しながらラルスを装着していたらしくそれが痛苦しさの原因だったみたいだ。その後、別のリカバリ室にベッドごと移動して1時間麻酔が完全に切れるまで安静にしてた。1時間経ったらCVポートから針を抜き、尿管も外してもらい着替えをした!立ち上がりフラつきが無いのを確認してもらい治療終了した!直ぐにトイレに行ってみたら飛び上がるくらい膣が痛くてびっくりして尿が出るのを手で押さえながら少しずつ出した。

東大病院で大失敗…

昨夜は退院して久し振りに自宅にて過ごせた!
やっぱり我が家は落ち着くわー!なんてったって自分のベットが最高!!ぐっすり寝れました\(^o^)/
そして朝予約したタクシーに乗り込みいざ東大病院へ…
朝の道路は渋滞していて1時間掛かってやっと到着!
やれやれと思い放射線科の受付に着いてふと気付いた…
あれ?書類は?ん?書類どこだ???無い…入れ忘れた…ガビ~ン…(TOT)
退院してホッとするあまりに書類を家に忘れてきてしまった…大失敗…今日の小線源治療(ラルス)はMRI画像を見ながら腫瘍に直接放射線を当てていく治療なのでMRIの画像が無いと治療出来ないのだ…呆然としている所に担当の先生が到着…
旦那さんはとっさに自宅にタクシーでトンボ返りして書類を取りに行ってくれた。
先生はこんな状況でも慌てる事なく、取りあえずCTを取りMRI画像よりは劣るがその画像で治療準備を進めてMRI画像の書類が届いたら治療を始めていきましょうと説明してくれたので…助かった…治療してもらえると…安堵した…
早速CTを急遽撮影してもらい、その後に先生達で打ち合わせをしていた。
私は撮影の後は今日やる小線源治療をする部屋に移動して持参したパジャマに着替え、下はパンツを脱ぎ股部分が丸空きの紙ズボンが準備されていたので履いた。そして治療台の上に上り横になって両足を器具の上に開脚して乗せて位置を合わせた。さあこれからいよいよ治療が始まる。

MRIで奇跡!退院!

MRIの検査結果を聞く日が来た!ドキドキ…
朝イチで放射線治療を受けた後に放射線科の待合室で旦那さんと待ち合わせした。
程なくして診察室に呼ばれ先生から説明を受けた。
まず、MRIの画像を治療受ける前と後で比べて説明してくれた。
治療前は7〜8センチ程あった腫瘍が現在は2.5〜3センチに小さくなっていた!
マジ?奇跡だ!!\(^o^)/
先生も驚くほど治療効果が出ていた!
腺がんの場合は治療が効かないかもしれないと説明されていたので嬉しかった!!
顔色も入院した当初よりも良くなっていると先生に褒められて益々嬉しくなった!
後は明日から始まる東大病院での小線源治療に挑む!
これで完全に腫瘍を消してみせるー!!
やる気がみなぎってきた!
旦那さんは再発した時の事を気にしていて先生に色々質問していた。
もし再発したとしても再度放射線治療をする事はもう無いとのこと。
何故ならば既に最大限の放射線治療をするのでこれ以上治療すると腸などに穴が空く可能性があり出来ないらしい。
再発した場合は抗癌剤などの治療をしていくだけで放射線治療はしない。
いま、こんなに喜んでる時に再発の話をしなくても良いんじゃないかと思ったけど…放射線科の先生と話せるチャンスも少なくあえて聞くしか無かったんだろうと理解した。
先生も丁寧に答えてくれて30分位は話していたんじゃないかと思う…ありがたい!!
最後にMRI検査結果のCDなどが入った書類を渡されて明日東大病院受診時に手渡す事になった。
さあ、いよいよ退院だー!

抗癌剤5週やり切った!

毎週金曜日からは抗癌剤の日…
それを5週間!予定の全てをやり切った!!\(^o^)/
ムカムカして食べれない日もあったし…下痢も未だに続いてる…これは抗癌剤の副作用だけじゃ無く放射線治療の副作用の方が大きいけど。
とにかく、抗癌剤終わったー!!超嬉しい!!もうあの尿管入れての違和感嫌だったのをしなくて済むと思うと嬉しすぎた!!
それと同時にCT検査とMRI検査などを立て続けに受けた。CT検査は時間が掛からないけど、MRI検査は30分位掛かるので下痢が続いてる私にとっては綱渡りな感じ…いつ検査中に、グルグル〜と下痢になるか分からないから怖かった。技師の人は何かあったらボタン押して下さいね!って言ってくれたけど…何だか重いシートみたいなの乗せられてるし、デカいマジックテープみたいなので体は固定されて動けないし絶対ボタン押しても下痢なら間に合わないな(T_T)と悟った…
もう祈るしか無い…お腹よ耐えろー!!何とか無事検査終了…お腹よ耐えた!!\(^o^)/
この検査は次週からスタートする東大病院の小線源治療の為にも重要な検査で、入院してから今まで腫瘍がどうなっているのか…1番気になっているところで、待ってましたーって感じだった!!検査の結果は放射線科の先生から受ける事になり、東大病院受診する前日に退院するのでそのタイミングで旦那さんも一緒に説明を受ける事になった!

面会が日課で生きがい

入院してから旦那さんが毎日面会に来てくれる。
徒歩と電車で1時間程の距離を毎日欠かさず!
食欲が無い時が多かったので食べれそうな果物を買って来てくれたり、色々と考えてくれて訪れてくれる。
そして面会時間30分ギリギリまで居て足をマッサージしてくれて食欲が出るようにしてくれる。
こんな旦那さん居ないよね!
談話室でしか面会出来ないので私が足を投げ出してマッサージされてるのを見ると他の患者さんが恐縮してしまう(笑)見てはいけない光景を見てしまった様な顔をする(笑)
いやいや、足をマッサージされてるだけですからお気になさらずに…って思うんだけどね!
そして入院生活が長くなると旦那さんは家で電気も暗くして泣いてばかりいる事が分かった…
それと連鎖してかTVが壊れた…そしてFAX複合機も壊れた…こんな負の連鎖ってあるのね。
旦那さんは2階に上がると私を思い出して辛いから上がれないと言い1階の和室に布団を敷いて寝ているという…
あらら…これは困った…
病人よりも重い重症な感じ…
私は旦那さんに支えられて楽観的に治療に専念出来ているけど、旦那さんの精神的な負担は計り知れない程弱りきっていた。
子供達からパパに連絡をしてあげると電話越しに泣いてるらしい。
そんな不安定な日々も少しずつ病院に面会に来ることで落ち着いてきた。
毎日の生きがいだと喜んで来てくれる様になった。
旦那さんはもちろんの事、子供達にも不安な気持ちにさせてしまってる…と辛くなるが家族の愛をヒシヒシと感じる事が出来た。

入院生活あるある

入院生活って何を楽しみにしていいか分からなくなる時がある…
治療はしているが腫瘍にどこまで効いているのか?見た目では把握できなくて不安になる…誰に聞いて良いかいつ聞いて良いか頭はグルグル考えてしまう…毎日の回診の時はサーと来て体調を確認してくれてゆっくり話すタイミングではない気がするし…先生も4、5人でまとめて来るので私的には話しづらい…とにかく今は治療を頑張るしか無い!と自分に言い聞かせて乗り切るしか無かった!
唯一の楽しみはたまにコンビニを徘徊すること(笑)
無性に食べたくなった、みたらし団子探しに出掛けた時もあった…和菓子屋から仕入れてるみたらし団子を見付けた時は嬉しかったなー!店員さんに入荷する時間も聞いて午後イチで入荷する事も仕入れたのでいつも午後にねると買いに行っていた!
そんな徘徊してる私と同様に徘徊してるとみられる患者をチラチラ見掛けた。特に足を骨折したと思われる若い男の人!(笑)病院食だけじゃ足りないらしく買い足しに来てる様子!そして足を怪我する人は大抵若い男の人!(笑)どんだけスポーツしたんだよーっと突っ込みたくなった!(笑)
昔スポーツ施設で勤務してた時があったけどたまに来て運動して足を怪我する人は結構いたので納得!!
そして病院から富士山が見たいと期待していたが私の病棟は5階で見晴らしがイマイチ…富士山どこからも見えなかった(ToT)上の階だと見えるらしい…残念…
スマホWi-Fiも病院では無かったので当初は困った…家でWi-Fiがいつもあったので契約を3ギガのままにしてたからだ。スマホを見る頻度が高くなり3ギガなんて足りる訳が無かった…追加出来るが1ギガ増やすのに500円程掛かり、それを何と8回程繰り返すことになった(笑)高くついた!!早速2月からはギガ数の契約見直しをした!娘がブルーノ・マーズのライブに行って動画を送ってくれたがそれすらダウンロードして見れなくて困り果てたが1階ロビー近くにスタバを発見!もしやFree Wi-Fiあるかも?っと調べたらホームページにはこの店舗は載ってなかったが…試しにやってみたらFree Wi-Fiがあって無事に動画がダウンロード出来た!スタバ様様だ!ありがとー!!そんな入院生活はまだまだ続く…

がん治療でゲリラ豪雨

がん治療の副作用は個人差があり、どんな部位の腫瘍を治療するか、治療内容や個人の体調などさまざま。
入院が進むにつれてがん患者の仲良しさんに話を聞いたりして婦人科だけでも色々な病気があることに驚いた!
そして皆口々に話すのが色々な科で調べて最終的に婦人科の病気に辿り着けた、自覚症状が無い人が多数いた。あ、私だけが気付かなかった訳じゃ無い事にホッとする…
そして副作用も様々で髪の毛が抜ける人が殆どで私は珍しい方だった!
私の副作用は他の人はやってない放射線治療が大きかった。まずは吐き気が出たので吐き気止めを毎食前に飲み。そして、便秘解消した後はほぼ下痢に襲われた(¯―¯٥)私はゲリラ豪雨と呼んている(笑)
下痢が続くと体力が奪われて食欲が無くなり食べれなくなった…食べないとフラフラして病院内を移動するにも息が切れた。食べたものが通過するだけで留まってくれないみたいで体重もジリジリと減る一方だった…いつも食事は残してたので戻す時に遊んでみた(^o^)こんな気分転換してないとやってられないわ。

そして抗癌剤の治療では浮腫みが凄かった!3日間で5キロも増えた!顔は扇風機おばさんみたいで足は象みたいになった!これも数日すると元に戻るが戻ったと思ったら次の抗癌剤の日になってる感じでエンドレス浮腫みとの闘いだった!
副作用的には軽い方なのかもしれないけど…私的には辛い…
手術の人も大変だけど…手術してなくったって私もつらいのよー(ToT)って叫びたい気持ち。旦那さんには弱音を吐いて辛い気持ち共有してもらえたからホッとする。ありがたい…